陰陽五行でいうと、腎と耳は 同じ水に属し、関係が深いです。
腎は 耳を介して外の情報を読み取っているとされています。
腎 (西洋医学の腎臓とは少し違います) というのは、
その方の生命力、生殖力、成長力、からだ全体の勢いと関係が深いです。
”生命の源“と考えられています。
腎は身体全体の健康と深く関わっています。
老化などで腎のエネルギーが不足すると難聴、耳鳴りが起こるとされています。
別の見方をすると 中耳炎など耳に不調がある場合は、からだが疲れている、食べ過ぎ飲み過ぎ、冷えている…など からだの不調が考えられます。
耳つぼのように、
耳にはからだ全体が表されているという考え方もあります。
(カナケン 耳針穴位表示図)
耳マッサージをするということは、からだ全体をマッサージしてあげていることに近いということですね^^
耳とからだのつながりを感じた思い出
息子が小学校2年生の頃、当時は重症化が恐れられていた新型インフルエンザになってしまいました。
息子もかなりグッタリし、私も重症化におびえ、張りつめた空気の中、
4才の娘が グッタリした息子の耳をゆび指して、笑い出しました。
「耳がダテマキになってるー。あははー。」
息子の耳をみると、ものすごく小さくなってる!
キュッと小さくなって、色も暗め、固そうです。
「ほんとだ… ダテマキだ… 伊達巻に似てる… うふふふ」
指をさされて笑われても、グッタリの息子でしたが、
耳ってカラダ全体があらわれるんだなぁ。と感動した出来事でした。