治療に際してのお願い
治療前の過ごし方
治療1時間前の食事はできるだけさけてください。
食後では普段のおなかの状態が診ることができません。食後であればその旨を教えてください。
治療中の身なり
全てのコースの方に背中の治療をするため、
上半身はカップ付キャミソールではなく、ブラジャーでお願いいたします。
治療中はお着替えの準備がございます。
鍼灸の治療は全身が対象になります。
ネックレス・ブレスレット・指輪・イヤリング・眼鏡など
身に着けているものをできるだけはずしてください。
美容鍼はお化粧を落とす必要はありません。刺入か所を小さく消毒いたします。
治療中の心持
治療の順序は、腹部、背中、腹部の順で、それに併せて手足などをみます。
治療中は気持ちをゆったりとしてください。
特に「背中」の治療の際には、治療をされているところ、さわられているところを感じ、
どのような感じか、どのように変化しているか、ご自分のからだの感覚を味わってみてください。
治療効果が高まります。
問診時に教えていただきたいこと
その症状が、どのような時悪化するのか、どのような時良くなるのか、分かれば教えてください。
現在服用の薬、あるいは使用中の健康器具などをおしえてください。
鍼について
当院で使用の鍼はディスポーサブル(使い捨て)鍼ですので、ご安心ください。
治療後のおねがい
特に最初の治療後は、今までにない体の状態を経験することがあります。
例えば、眠くなる・だるくなる・あるいは症状がかえって重くなる、などですが、
鍼灸の治療は気を動かすことなので、そのような違和感は体のひずみが調整されていく過程であるとみてください。
それまでの疲れが強いほど、その反動は強いものです。
約4日ほどで、治療効果が体になじみます。
2度3度と治療の回数を重ねるに従って、治療後の不愉快な印象はなくなっていきます。
治療を受けた日は、静かに過ごしてください。
これは鍼灸の治療で動かされた気の静まるのを待つような気持ちです。
とくに重労働、アルコール、風呂(シャワーは可)、徹夜、セックス、目の使い過ぎは、治療の影響を帳消しにします。
よい体調を保つには、治療を受けるだけでは不十分で、むしろ日頃の生活のしかたが大切です。
それは、病気のほとんどが日常の生活からくるからです。
この機会に、冷たい食べ物や飲み物をひかえ、体を冷やさない、就寝時間を早めるなど、
生活の内容をふり返ってみるのもいいと思います。